任意売却とは?|不動産会社の選び方と任意売却の流れを成功事例と共に解説!

空き家相談

一般的なマイホームの購入方法は、自己資金で一括購入ではなく、住宅ローンありきで購入する方がほとんどです。
住宅ローンは計画通りに返済していくのが理想的ですが、何かしらの理由があり返済が難しくなってしまうケースがあります。
こういった状況になると、住宅ローンの返済が困難になり、滞納をしてしまう事例も近年では少なくありません。
しかも、この段階で何らかの対策を講じなければ、最終的に自宅を競売にかけられてしまうこともあるのです。
そこで、本記事では競売にかけられる前の救済措置である任意売却の流れや不動産会社の選び方について詳しく紹介します。

① 競売とは?

まずは任意売却の前に、競売について簡単に説明しましょう。
住宅ローンを滞納すると催告状や残債の一括返済を経て6ヶ月で保証会社が競売の申し立てを行います。
競売にかけられると不動産の所有者が自由に売却することはできず、法的な効力が働いた上で債権者が強制的に不動産を売却します。
自分で不動産を売却する手間が省ける代わりに、売却代金が低くなるというデメリットがあります。
競売では不動産の状況を確認するべく現況調査が行われますが、そこで得た情報は一般に公開されるためプライバシーが侵害されてしまいます。
さらに、法律に沿って売却を進めるため、「いつ売却するか」という点を持ち主が決めることはできず、非常に自由度が低いといえます。

② 競売になる前に自宅を売却できる「任意売却」とは?

競売は、持ち主にほとんど自由がない状態で売却されるのが特徴であるため、誰しも「競売にかけられたくない」と思うはずです。
そういった人のために救済措置として用意されているのが「任意売却」です。
任意売却とは住宅ローンが残っている不動産の抵当権を解除し、一般市場で売却する方法です。

競売と異なり、退去する日をある程度選ぶことができ、相場に近い価格で売却することも可能なため自由度は非常に高いでしょう。
不動産の情報が公開されることもなくプライバシーが侵害されることもないため、住宅ローンの残債に関しても分割払いの交渉が可能なケースもあります。
このように、任意売却は競売と比べて自由度が高く、持ち主への負担が少ないことから「救済措置」といわれているのです。

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③ 任意売却の流れ

任意売却するにも手順を踏んでいなかければいけません。
以下の8つのステップに沿って詳しくみていきましょう。
1. 銀行から催促状が届く
2. 不動産会社に相談する
3. 住宅ローンの残債を把握する
4. 銀行から任意売却の許可をもらう
5. 任意売却の手続き・売却活動をする
6. 売買契約成立後に購入者が決済する
7. 所有権移転
8. 新生活スタート

銀行から催促状が届く
住宅ローンの支払いが2ヶ月ほど滞ると、銀行から催促状が届きます。
催促状が届いているにもかかわらず3〜6ヶ月放置していると、住宅ローンを分割で支払うことができなくなり、残債を一括返済するよう求められます。
催促状が届いた時点で、資金に困難な状況と察するので、すぐに任意売却の実績ある不動産会社を探しましょう。

不動産会社に相談する
任意売却の方向で動き出す際、あなたの代わりに不動産の売却活動をする不動産会社を探す必要があります。
不動産会社の選び方のポイントは以下のとおりです。

1. 任意売却の知識・実績が豊富
2. 弁護士・司法書士の専門士業と提携があるか
3. スピーディーに対応してくれるか
4. 各種手続きにかかる費用を明確に示してくれるか

これらに当てはまっている不動産会社は任意売却に強く、売主が不利にならないように動いてくれるので、慎重に選んでください。
また、静岡市で20年以上実績を持つ私たち不動産買取売却センター静岡では、住宅ローンの返済にお困りのお客様からご相談いただき、任意売却で成功した実績がございます。
まずは毎月の返済に困難が生じましたら、お気軽に不動産買取売却センター静岡までお問い合わせください。

ご相談はこちらから  

住宅ローンの残債を把握する
任意売却を行うためには、具体的な住宅ローンの残債と、売却後の支払い計画を決める必要があります。
その計画を細かく記したものを支払い計画書といい、住宅ローンの返済予定表と照らし合わせて作成します。

銀行から任意売却の許可をもらう
任意売却をするには、銀行など金融機関の許可を取る必要があります。
任意売却に長けている不動産会社は金融機関との交渉も経験豊富です。
経験豊富な不動産会社を中心に金融機関から許可を得られる交渉をしましょう。

任意売却の手続き・売却活動をする
債権者である金融機関の許可を取得すると不動産会社が物件の募集活動を行います。
買い手が見つかり次第、金融機関に価格の報告を行ったうえで売却可否の判断を仰ぎます。

売買契約成立後に購入者が決済する
晴れて売買契約が成立すれば、買主が決済を行います。

所有権移転
決済後は買主に所有権を移転しますが、一般的には司法書士が代行します。

新生活スタート
不動産の決済と所有権移転が終了すると、任意売却が完了になります。
本来は決済後すぐに不動産を引き渡す必要がありますが、買主との交渉により、引っ越しまでに猶予がもらえることもあるでしょう。

「任意売却」と聞くと、手順が多く難しそうと感じるものですが、基本的には一般の売却とさほど変わりません。
重要なのは催促状が届いた時点で、信頼できる不動産会社に相談し二人三脚で売却活動を進めていくことに尽きます。

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④ 任意売却を成功させるコツは?成功事例をもとに解説

任意売却を行っても買主が見つからない、ローンの残債を返済できないといった失敗例があるのも事実です。
こちらでは任意売却による成功事例について1つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

[事例]
Aさんは任意売却をした後も「この家に住み続けたい」と思っていたため、家を再度借り直す「リースバック」を利用しました。
リースバックとは投資家やリースバック業者に売却をした後、引き続き賃貸として住む方法で、ローン残債が少ない場合や、家賃を支払う余裕がある場合には非常に効率的な選択といえます。
Aさんはその後、子供の学費がかからなくなったタイミングで自宅を買い戻し、生涯その家で暮らすことができました。

このように、一般の買い手へ売却する方法のほかに、投資家やリースバック業者へ売却する方法もあります。
両者の違いは、そのまま住み続けられるか、できないかの違いです。
もし、一時的な資金不足や、住宅ローンをある程度返済し、残債が少ない場合は、リースバックという方法を利用するのも1つの方法です。

まとめ

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「競売にかけられる」と諦める前にまずは任意売却を検討しよう
住宅ローンの滞納状態が続いてしまい、放置を継続すると、必然的に競売にかけられてしまいます。
競売にかけられると多方面で自由が利かず、プライバシーも侵害されてしまうリスクがあります。
競売にかけられる前に任意売却で手を打つことは可能なので、まずは任意売却に強い不動産会社に相談することをおすすめします。
私たち不動産買取売却センター静岡では、通常売却のほか、すぐにでも売却しなければいけない場合や、相続による解決のお手伝いなど、あらゆる背景の不動産売却のサポートをさせていただいております。
任意売却は債権者等の交渉や手続きが複雑なため、専門士業のサポートメンバーと共に解決致します。
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