不動産売却時には注意が必要!土地から地中埋設物が発見されてトラブルに!

空き家相談

不動産を売却するとき古い住宅を解体して土地として売却することがありますが、地中から色んな物が出てきて困ったことはありませんか?
解体予定の建物と関係ない想定外の埋設物が発見され撤去に時間がかかったり、撤去工事に余分な費用がかかってしまった、、、など。
皆さんは地中のことなどはあまり気にされないかもしれませんが、よくある事例ですので今回は地中埋設物について解説いたします。

|地中埋設物の種類

地中埋設物とは以下のようなものがあります。すぐに撤去できる程度の量であればさほどの問題はありません。しかし買主が購入した目的を達することができない事態となれば撤去費用以外に損害賠償請求されたり、契約不適合責任を追及されて契約解除となる可能性もあります。

◆解体する予定の建物以前の建築廃材(瓦・レンガ・コンクリート片)
◆以前の建物の基礎や杭
◆井戸
◆浄化槽
◆使用していない水道管等

|地中埋設物に関するトラブルの回避策

地中埋設物に関するトラブルを回避するには、売主としての担保責任を果たす為にも、土地を売却する前に調査を行った方が良いでしょう。そして実際の状況を買主に告知・説明することが必要です。対象の土地が以前どのような用途で使用されていたかなどの地歴を調査することもトラブル回避につながります。

もともと田んぼたった土地なら大丈夫と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、田んぼの場合は土を入れ替えたり地盤面を高くするために土を盛る必要がありますが、特に昭和の時代や売却をする予定がなかった時にあえてかさ増しに廃材をいれていた時代もありました。盛土用の土を購入するとかなりの費用がかかるのでこのようなことがあったと思われます。意図していれたものであっても世代がかわりその存在をしらない相続人や購入者が発見することもあるので注意が必要です。

土地を売却するときに見落としがちなのが古い水道管です。新しい水道が引き込まれていても以前使用していた古い水道管等を撤去せずにそのまま残っていることもあります。
地中は何が埋まっているかわからないので、解体時には50㎝から1m位余分に掘削してもらい後々のトラブルを防ぐために安心を手に入れましょう。

※関連記事:『事故物件』の新ガイドラインを解説!

まとめ

土地を売却するときは、地中埋設物の可能性について不動産会社にしっかり相談しておくことが重要です。
地中の埋設物は、後になってトラブルの原因となる恐れがあります。そのため、可能な限り事前に調査して、埋設物がある場合は撤去することが必要です。
先にも述べましたが、売却後に何らかの地中埋設物が発見されれば、契約不適合責任を問われ損害賠償を請求されることもあります。
大事なのはしっかりした取引を行う不動産会社を選ぶことが重要なことです。

静岡市で土地や中古住宅の売却をお考えの方は、不動産買取売却センター静岡にご相談ください。万が一地中埋設物が発見された場合も迅速丁寧な対応で信頼のできる解体業者をご紹介しご相談からお引渡しまで一貫して当センターが対応いたします。

土地・中古住宅の無料査定のご依頼はこちら

お気軽にお問い合わせください

お気軽にお問い合わせください

0120-44-8189

メールで無料相談

PAGETOP

0120-44-8189

メール